ツシマヤマネコ保護活動

普及啓発

ツシマヤマネコの生態や現状、保護の必要性、対馬野生生物保護センターで取り組んでいる内容について広く認識、理解してもらうため関係機関、団体等と連携して普及啓発活動を行っています。

自然ふれあいイベント

ツシマヤマネコ保護のためには、地域住民をはじめ島内外の数多くの方々の理解と協力が必要不可欠です。対馬野生生物保護センターでは「知ってもらう」ことが保護の第一歩と考え、保護増殖事業の実施状況などに関する普及啓発を推進し、本種の保護に関する配慮と協力を呼びかけるとともに、地域行事との連携やイベントの開催等様々な普及啓発に取り組んでいます。また、2015年度より10月8日をツシマヤマネコの日として普及啓発を図っています。例年、この「ツシマヤマネコの日」の前後でイベント『とらやま祭り』を開催し、ツシマヤマネコやツシマヤマネコの日を知ってもらえるよう様々な企画を実施しています。

移動ツシマヤマネコ展

イベントで貸し出されるヤマネコの着ぐるみ。その着ぐるみを着ている2人がこちらに手を振っている様子の写真

島内外のより多くの方にツシマヤマネコについて知ってもらう機会を作る事を目的に、ツシマヤマネコのパネルや等重ぬいぐるみ、糞分析セットをはじめとするハンズオン展示「移動ヤマネコ展」や、着ぐるみ「つばき」のイベント等への貸し出しを行っています。

学校教育との連携

学校の教室で行われている「出張ヤマネコ教室」の写真。職員からの質問に生徒が答えをするため手を上げています

学校等各団体からの要請に応じ、総合的な学習の時間やその他課外授業などに協力しています。学校教育との連携では、対馬野生生物保護センターにおける「ヤマネコ教室」(レクチャー、展示ヤマネコ個体観察、フィールドサイン等の野外観察)が主ですが、依頼のあった学校には、スライド等を用いた「出張ヤマネコ教室」も行っています。また、学校関係者を対象とした社会体験研修や初任者研修、島外の団体も受け入れています。

学習プログラム

普及啓発物の作成

広報誌「とらやまの森」の表紙の画像。表紙にはツシマヤマネコの事故情報などの、センターとして重要な情報を載せています

1998年創刊の広報誌「とらやまの森」を定期的に発行・配布しています。最新のツシマヤマネコの生息状況調査の結果や、野生復帰技術開発の取り組み内容を踏まええた普及啓発物を作成・配布しています。また、空港、厳原港ターミナル及び島内の主なレンタカーショップに下島での生息確認状況等を示したパネルを設置していますのでお立ち寄りの際には是非ご覧ください。

ヤマネコセンター公式インスタグラム

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